Recto|Verso

Le mode recto verso is an idiomatic expression in French that means "two things are basically the same, or that they are different but closely related"

そうだ、イタリア行こう②カプリでカプリパンツはいてカプレーゼを食べる

 

 

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うみはひろいーなーおおきーいーなー!!

と思わず歌いだしたくなるような写真ですね。写真ではね。
このとき私は超絶グロッキーでした。

海なし県埼玉県民として長く生きてきたのでこのような高速船で着席で50分の旅は
けっこうきつかった。
ナポリからカプリ島までは高速船かフェリー、もしもあなたがブルジョワジーならばヘリコプターと言ふ手もありますが...プロレタリアートなので船一択。

しかしすでに帰りが憂鬱な私と家人...

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しかし!見てくださいこの美しいコバルトブルーの海。

さっきまでの気持ち悪さなんて一瞬で忘れてしまいますわ。

カプリ島と言えば、ヨーロッパ随一の避暑地、セレブが訪れるリゾート地☆

青の洞窟で有名ですがそれ以外にも見所が沢山ありすぎて2泊じゃ足りず1週位滞在しても飽きない場所です。

今まで人生生きてきてこんなに良い場所はないだろうというくらいカプリ島が好きです。

また行きたい場所です。(あの船に乗らなくても良いのなら...)

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GROTTA AZZURRA.マリーナグランデの玄関口に構えるバー

これだけでもうテンションがマックス値!!

さぁ、ホテルに向かいますヨ 

いつか、また、どこかで。

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私が今の仕事を始めたのは2005年。ブログサービスやmixiが全盛期。そしてアバターサービスは沢山あった。カフェスタ、セイクラブ、ジェンガ、Yahoo!アバター… いつの間にか全て終了してしまった。 

そして8月30日に、この仕事をここまで続けることができたきっかけになった、作り上げていたサービスがクローズする。


あの頃に比べてインターネットの世界もずいぶん変わってしまったのはTwitterFacebookが台頭してきた2008年、2009年頃からかもしれない。 

悲しい? 
悲しくは、ない。 

ただ、自分が必死になってがんばっていたことが 
あっけなく消えてなくなってしまう時のこの感情は何ともいえない。 

「勝てば官軍」というシビアな戦場で、 
8年間戦い続けても中々勝利の法則は分からない。 

実名で繋がるサービスというのはビジネスとしての目線では非常にマネタイズしやすいかもしれないし、イベントや同窓会のようなツールとか、仕事をオンラインで見つけたいなど何かの目的がある場合には良いかもしれない。 ただ、ソーシャルグラフといいながら、実際はリアルグラフの延長でしかなくて、最終的にオフライン上の人間関係にとらわれてしまい、それ以上にシナプスを生むようには思えない。

私はアバターサービスというものにソーシャルグラフは必ずしも必要ではないと考えている。 
それは「自分のペルソナをアバターに投影し個々人が情報を発信する」という行為をより客観視できるツールとして場が提供されていること自体が手段としてあって、それが目的ではないからだ。

そこで生まれる新しい関係、性別や年齢も意識しないで話ができる空間、というものに対し「異空間」を感じ、新しい人間関係ができるということに対して非常に面白いと思ったから。
正直言えば一歩間違えば「出会い系」には変わりがないけれども、アバターという着せ替えツールで自分のビジュアルの願望を実現させて、日記を書いて、コメントや足跡でやり取りするというシンプルな構成が私は気に入っていたし、普遍的にあり続けてほしいと思っていた。

ただ、それがもてはやされる時代ではもはやないのかもしれない。 
また10年くらい経ったら、リアルで話す欲求に飽きた層が「こういうサービス逆に新しいかも」といって、復活するのかもしれない。 

その頃になったら、また、会いましょう。

そうだ、イタリアいこう①ナポリを見て何とか。 

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今更な話ですが、去年イタリアに行きました。

だんだん記憶が薄れていってしまっているので、忘れないうちに記録を残しておこうと思いました。
20代の頃は全く興味がなかったんですが、死ぬ前に1回は行ってみたいよね、ナポリを見て死ねっていうしね、ということで、ナポリ〜カプリ島〜ローマ1週間のプチバカンスに行ってきました。
ヨーロッパ行くのは2年ぶり。
そしてイタリアは初めて☆
マイレージがANAなので、スターアライアンスの航空会社がいいなと思い、久しぶりにLufthansaを予約しました。
トランジットでも特に気にしない方にはおすすめです。テンションあがって朝からスパークリングワイン飲んでたら気持ち悪くなったけど...
今回は行きはMünchen経由のNapoli。Münchenの空港初めて来たっワインで酔っぱらって超絶ダウナーだけど、地上に降り立ったら治った!
ドイツ10年ぶり~きゃほーい。ほんとはフランスなんかよりドイツに留学したかったんだぜ。Murnauとか住んでみたかったさ。

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2時間くらい乗り継ぎの時間があったので速攻でバールに行ってBrezelとWeißwurst食べた!!お店のおっちゃんもニコニコしてていい人☆

とっても美味しい。このままドイツに残りたい...

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あとショップでBalistoを見つけて即購入。
チョコレートのお菓子でとても美味しいんですが、旅行中再び見つけることはできなかった...もっと買いたかった...

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で、国内線は地上のタラップから乗り込むんですが、バスで飛行場までいきました。
なんか羽田みたいでおもしろい。
小型機の座席の方がゆったりしていた。しかし機内食はよくわからんパンだったので食べるのをやめた。
ナポリに着いたのが夜10時位で、その後タクシーでホテルへ。泊まったホテルは

Renaissance Naples Hotel Mediterraneoというところ。
港に近いホテルで、中規模の静かで良いホテルでした。ホテルのスタッフも陽気なおっちゃんとイケメンのホテルマンがいました。
とにかく眠かったのでその日はすぐに寝ました。

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次の日は晴れ☆
朝食は屋上で食べられるようで、ナポリの町並みが一望できました。

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街が黄色いのね。南イタリアに来た感じがします。
せっかくなので朝のナポリを散策することにしました。

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目の前の通りでBio Marcheがたっていたのでふらふらする。
ジャムとか、油とかハーブ、ソーセージ、野菜、プロポリス的なものなどを扱っていて、めっちゃほしかったけどまだ1日目なのに荷物増やしてもナーと思って買うのはやめました。
それから卵城という場所まで歩いて、いい時間になってきたのでチェックアウトした。さてさて、今回とっても行きたかったカプリ島にれっつらGO!!


無題

 踏切の音に長い待ち時間に線路の直線がいつまでも止まらなくて時間が無駄だと思った

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闇市の雰囲気が残る下北沢駅前食品市場

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小田急線が地下に潜ったという現実を受け入れることができないので

あれから下北沢には行けていない

多分

受け入れるにはもう少し時間がかかる

離れてしまえば 別の街

かつて日常だった街

 
こうして全てが脳の中で想起される一部になっていくとしたら
何を頼りにして生きればいいんだろう?
駅前の形が変わってしまうことはよくある話のはずなのに
なんでこんなに悲しいんだろう?

 

すべてきえてしまったことは知っているけど

まだそれを直視できそうにない。

 

 

渋谷ロックフェス☆

今日からフジロックですね。
私も本当は行きたかったんです。
すごい好きなアーティスト、JAZZANOVAとSkrillexが来るから。
でも野外の過酷な環境に耐えられる自信がなくて、
ずっと躊躇していました。
日程も金曜と日曜だしな~、どうしよう。
と思っていたところに、2組とも7/25に前夜祭的に渋谷でライブをやるという話を聞きました。
なにそれアツすぎいくしかないでしょ
と後先考えず、速攻でチケットとってしまいました。という訳で一人渋谷でロックフェスしてきたよという話です!!
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JAZZANOVA @ Blue note東京 21:30~ START
 
ブルーノートは1年ぶり、去年もJAZZANOVAを見に来ましたよ。
JAZZANOVAは、ドイツのコンポストレーベル出身のnu-jazzを代表するテクノ集団だったので、2002年に発売されたIn Betweenをもう擦り切れるほど聞いてました。
最近はデトロイトの奇才Paul Randolphをボーカルに迎え、よりジャズやファンク色が濃くなっています。これがまた歌がうまいんだわ。この人だけ70年代みたいなファンキーな感じ。みんなが笑顔になっちゃう感じ。
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今回は下手側ペアシート席を予約。
ブルーノートは基本下手から出演者が登場するんです。
そしてこの前飲んでおいしかったEmile-Beyerのリースリングを軽く飲みながら待ちます。やっぱアルザスワインおいしいわ。
そうこうしているうちに、ウェイターが通り過ぎたかと思ったら出演者だった。
みんなシャツ+ネクタイみたいな~
超かっこいー!!
序盤はおとなしく聞いてたんですが最前列の男性1人だけずっとのりのりで踊ってたんです。
そしたら、ボーカルのPaulが
ヘイトーキョー、この1人だけ立って踊ってるのってとっても勇敢だよね!
でもみんなで立って踊ろうぜ!的なことを言って客をあおったので、
よっしゃーいくぞー!てな感じでガンガン踊ってきました。w
 
セットリストはこんな感じ
Show started 21:32
01. (Intro) One Day Mash Up
02. Look What
03. Let Me Show Ya ←まじ神曲
04. That Night
05. Little Bird
06. No Use
07. No Use Jam
08. iHuman ←IT業界で働く人は聞くべき神曲
09. Flashback
10. Believer
11. Boom Klikki
12. I Can See
Enc.1 Now There’s We
Enc.2 Let It Go ←れりっごーーーーーな神曲
Show ended 22:58
 
というか全部神なんです


Jazzanova - Let It Go (Funkhaus Sessions ...

という訳でJAZZANOVAの出演は7/28(日)、ORANGE COURTにて15:10~からです!!!

ちなみに以前の曲はもうやらないのが少し残念、Hanazonoとか超絶美しすぎて悶絶してしまいます。

でもいいの、CDで聞けるから。

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■DOG BLOOD @ WOMB 23:00~

敬愛してやまないブロステップのトップSkrillexがWOMBでオールのイベントやると知ったのが6月、チケットは販売3分で完売したらしい、私は10時きっかりにLOPPI先生で予約だん!

WOMBに行くのは奇しくも3か月ぶり...べっ別にクラブ好きな訳では決してないからね!←でもWOMBは音箱なんでナンパやろうは少ないでしょう。表参道から渋谷に来て着いたのがだいたい12時半くらい

昨日のメンバーはこんな感じ。

Jack Beats 

DOG BLOOD(Skrillex&BoysNoize)

 
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前座がJack Beatsってどんだけ豪華なの、ていう感じで、クラブじゃなくてただのライブハウスと化していて、正直阿鼻叫喚の世界でした。
それでも最初は前方上手の柵につかまっていて、多少は踊れそうな感じでした。
Jack Beatsの選曲良かった~1曲かかるごとに観客が「ウゴォォオォ」って言ってた。
そして、SkrillexとBoysNoizeが始まった途端に超絶モッシュ
死ぬわ
でもSonnyたん一目見たいお!という訳でジャンプジャンプアンドジャンプして頑張ってみました!
超ちっさい、だがそれがいい。
Alex Metricとかで始まって、自分の曲はあんまかけなかったんだけど、
ブゴォドゴォみたいなのの連続でした。
途中でモッシュに巻き込まれたので、一回フロアの外に出て2階でスパークリングワイン飲んで休憩。
人がごみのようだってこういうことを言うのか...って思いつつ、
また下に降りて、今度は後ろのスピーカーの横で見てました。
このスピーカーのとこに両手で懸垂?腕立て伏せ?の要領で足プラプラして頑張って
見てたwそのあたりは多少余裕があったので踊れた♪

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重低音の音圧が凄すぎて浮遊感が半端なかったです。
今までEDMとかいって、Guetta師匠のチャラ音楽いいわーとか言っててスミマセンと思いました。
(いやDavid Guetta大好きなんだけど、次元というか方向性が違いすぎた)
Make It Burn Demも途中で挟んでくれたし満足。
さすがにこれから仕事なので3時半ごろに離脱。
1個不満があったとしたら、WOMBでVJがなかったことだな、
EDMはVideoがあってなんぼやろ、
 
ということでフジロックではかなり攻めたVJも用意されてると思うので、ぜひぜひ
今日(7/26)のWHITE STAGEで22:00~Skrillexを見てください!!!
というか、たぶん普通に人沢山入ると思うけど。でも見てほしーなー。

有楽町、至福の時

 

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5月の話になりますが、東京国際フォーラムで行われていた

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013のコンサートにいってきました。

申し込んだ公演はラムルー管弦楽団/フェイサル・カルイ指揮/ピアノソロ小山 実稚恵の

ラヴェル縛り。亡き王女のためのパヴァーヌ、ピアノ協奏曲 ト長調、ラ ヴァルス。

 

クラシックのコンサートに行くのは2011年12月25日に大阪のシンフォニーホールで行われた大阪フィル・井上道義さんの第九以来なのでかなり久しぶりになってしまいました。

本当はもっと頻繁に行きたいのですが平日18時半開場19時開演に間に合わせるのは難しいので、やっぱり中々行けないです。

22時くらいからミッドナイトコンサートとかやればいいのに…

そういう意味でLFJはゴールデンウィーク中に一日中開催するお祭りなのでとても気軽に参加できます。

今回申し込んだのは佐渡さんが昔在籍していたラムルー管の公演を聴いてみたかったことと、ピアコント長調を久しぶりに聴きたかったからです。

ほかにもいろいろ聴いてみたい公演が沢山ありましたが、あいにくすでに完売。

19時からの公演だったので夕方に出かけていきました。

混雑していましたが、屋台が出ていて野外コンサートも行われていて、かなり楽しい雰囲気。

今年はパリ、至福の時というテーマで、フランス系の作曲家がメインで取り上げられていました。

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スパークリングワイン!

テンションあがりますね。ほかにもビールやサングリアなんかもあって昼下がりに飲みながら音楽を楽しめるなんて最高じゃないか。てな感じです。

 

このイベントは有楽町・丸の内界隈で街をあげてのイベントになるので、期間中こんな催しもしていたようです。↓有楽町駅前でフラッシュ・モブ

 フラッシュモブって海外ではかなり流行ってますが日本ではあまり見かけない...これ見たかったなぁ。

19時からの開演に間に合わせて東京国際フォーラムのホールAへ。

5000人収容でほぼ満席って相当ですね。チケットが破格なんですが改めて集客力の高さを感じました。

パヴァーヌは甘美でただただ美しくて涙腺がゆるみそうになりました。
ピアコンはのだめでも使われていたしかなり有名だと思いますが出だしのピアノの音が美しすぎて鳥肌。小山さんのピアノとても心躍る素敵な演奏でした。

個人的にも軽快でジャズの空気が感じられるこの作品がとても好きです。

La Valseは初めて知ったのですが原曲はラムルー管がかつて初演した曲だったのですね。

退廃的に変化していきながら、とても華やかな演奏で心地よかったです。

 

演奏終了後、客電がつかないなと思っていたら主宰のルネ・マルタン氏が登場。
『ラムルー管はLFJ東京では初の登場ですが、日本とはとても深い縁があります。
17年間、長い間日本人の指揮者とともに歩んできました。皆さんもご存知でしょう、ユタカ・サドさんです。』

えっ!まじで!

ホールにいた観客が全員奇声をあげていました。「えー!!!ぎゃー!!」みたいな。

クラシックのコンサートでこんなサプライズ、あり!?

佐渡さんの指揮、いままで見たことないし、しかもオケのメンバー増えてるということは演奏するんですか!
挨拶も程々におもむろに指揮台の上に。

そして流れ出したスネア。
ボレロだー!!!!

まさか佐渡さんとラムルー管で聴けるなんて、信じられない!!多分もう一生ない!!

アドレナリンが高まり過ぎてやばい!

佐渡さんが両手でオケを煽る度に熱がこもっていきました。とにかく熱い。

脳内ではこの前フィギュアで踊られてたコストナー姐さまのお姿とジョルジュ・ドンのバレエが再生されていました。

ラストはブラボーの嵐。

そういえばオケのメンバーも感極まったのか泣いていました。

1度のコンサートで、同じオケで、新旧の首席指揮者の演奏が2回楽しめるなんてことは通常では考えられないだけに、終わってからもずっと余韻が残っていました。

うまくいえないんですけど、やっぱり指揮者の価値観や音楽性によってオケの音ってこんなに違うんだなということが初心者でもはっきりわかりました。

 クラシックって結構敷居が高い雰囲気があってコンサートとかも中高年のお客様が多いし未就学児は入場不可だったりしますが、そんなに堅苦しくない感じで聴きに来れるのはとてもいい試みだと思います。 海外の有名指揮者の名演をCDで聴くのも素敵ですが、やっぱり生演奏ってライブなので、 演奏者の息づかいが直接感じられるのは躍動感があって、興奮します。 このイベントでは子供のためのコンサートもあって、情操教育にはぴったりだと思います。

  

公式のレポートはこちらをご覧ください。http://www.lfj.jp/lfj_report/2013/05/post-991.php