踏切の音に長い待ち時間に線路の直線がいつまでも止まらなくて時間が無駄だと思った
闇市の雰囲気が残る下北沢駅前食品市場
小田急線が地下に潜ったという現実を受け入れることができないので
あれから下北沢には行けていない
多分
受け入れるにはもう少し時間がかかる
離れてしまえば 別の街
かつて日常だった街
こうして全てが脳の中で想起される一部になっていくとしたら
何を頼りにして生きればいいんだろう?
駅前の形が変わってしまうことはよくある話のはずなのに
なんでこんなに悲しいんだろう?
すべてきえてしまったことは知っているけど
まだそれを直視できそうにない。